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アートミーツケア学会大会のお知らせ

2015.11.05

 

 「アートミーツケア学会大会※ 2015年度総会・大会」が11月7、8日(土、日)、iichiko総合文化センターで開催されます。8日(日)の「スペシャルセッション 異界・妖怪・異人~妖怪の棲むまちづくり~」にはNPO法人BEPPU PROJECT代表理事の山出淳也氏や本学美術科デザイン専攻メディアデザインの於保政昭講師らが参加します(13:30より)。また、6日(金)から国東や大分市美術館で催しも行っています。ぜひ足をお運びください。

 参加申込、料金など詳細はこちら(アートミーツケア学会大会)をご覧ください。

 

※アートミーツケア学会大分大会では、多様性を編みこみ、寛容を醸し出し、新たな社会への展望を拓く、コミュニティの創造に向けたアートの可能性を探ります。

 

◆11月8日(日)
9:30~10:00[ 30分] 受付[iichiko 総合文化センター B 1 F 映像小ホール]
10:10~12:10[120分] プレゼンテーション
12:10~13:00[ 50分] 昼食休憩
13:00~13:30[ 30分] ポスターセッション2
13:30~16:20[160分] スペシャルセッション 異界・妖怪・異人~妖怪の棲むまちづくり~
13:30~14:50[ 80分] トークセッション
14:50~15:00[ 10分] 休憩
15:00~16:20[ 80分] トークセッション

◆スペシャルセッション 異界・妖怪・異人~妖怪の棲むまちづくり~◆

 今、私たちの生活社会では、妖怪ブームがおきています。こどもたちに人気のある「妖怪ウォッチ」から、妖怪が登場するまちづくりまで、妖怪現象が生まれています。都市化や人口減が進み、ムラが消え、マチが姿を変えるなかで、その土地にある超自然的な力や存在にたいする憧れがあるのかもしれません。

 現代は、神や自然、異文化、異人といった他者を分け、排除してきました。その結果、私たちの「生」がやせ細ってしまったという気づきがあるのかもしれません。

 この妖怪は空想の世界のもののように見えるけれども、実は想像の世界のものであるのです。空想は無いものを想うことですが、想像は見えないものを感じることから発展します。
私たちの生活している世界には、現実の世界と普遍的世界があります。この二つの世界を芸術の力を借りて架橋する試みがはじまっています。そして、その試みのなかで、異能の芸術家の表現に普遍的な原理が眠っていることを示すイベントも多くなっています。
なかでも大分は「超越と人間」「永遠と時間」の交差するところに立つとき、歴史に隠れた扉を見せる「実顕地」でもあります。

 この「実顕地」で実在をおおう概念をはぎ取り、内在する光を解き放つワクワクする体験を共有しませんか。 


・犬塚拓一郎(作曲家/即興音楽家/ KOZA GATE UNIVERSITY代表/妖怪研究家)
・斎藤行雄(臼杵妖怪共存地区管理委員会「臼杵ミワリークラブ」本尊)
・山出淳也(NPO法人BEPPU PROJECT代表理事/アーティスト/別府現代芸術フェスティバル「混浴温泉世界」総合プロデューサー/国東半島芸術祭総合ディレクター)
・於保政昭(大分県立芸術文化短期大学講師)
・コーディネーター:播磨靖夫(一般財団法人たんぽぽの家理事長)

 

開催日/11月7、8日(土、日)

開催場所
iichiko総合文化センター
カテゴリ
公開講座, その他

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