芸短ギャラリーにて「Familiar-」を開催します

何故、貴方は芸術を学び、何のために芸術を創造しているのですか？

私は芸術について日々考えながら制作を行なっています。現在は修了研究で映画を制作しています。学内ギャラリーの空間を舞台として造りあげ撮影すると同時に、この展示を行う事に至りました。この個展は主に私の作品と、短大時代から今までの在学期間に、全国のオークションで仕入れた絵画や芸術作品を舞台として表現し展示しています。パブロ・ピカソのリトグラフや大分の有名な作家の肉筆画、アール・デコ時代の彫刻作品など希少なものまで、幅広く展示しています。歴史に名を連ねる人物達はどの様な作品を制作していたのでしょうか？ そもそも歴史に残る様な作品が良いものなのでしょうか? 誰か一人の為だけの作品や、自分の為だけの作品は悪いのでしょうか？ 芸術は奥が深く、捉え方によっては芸術は不要です。何故なら芸術という文化は人間以外の生物には生きるために当然必要ありません。何故、人間には芸術という文化が存在しているのでしょうか。

本学に通う学生に改めて問います。
何故、貴方は芸術を学び、何のために芸術を創造しているのですか？

この個展を通して何か得るものがあれば嬉しく思います。また芸術の難しいイメージや敷居の高さなどの偏見を減らせることを強く願います。
本展開催にあたり、本学教職員の方々や、協力して頂いた友人達、この場を借りてお礼申し上げます。

ありがとうございます。